沖縄生活の記録帳

仕事の都合で東京から沖縄にやってきた会社員の日常です。

釣りですよ

f:id:ooxoo:20161225214209j:image

冬の沖縄はスキンダイビング出来ないので、釣りを趣味にしてはどうかということで、宮迫さんと堤防釣りに行ってきましたよ。

 

宮迫さんは昨年から釣りにハマっていて、自分の趣味を他人に教えることが好きで、面倒見も良いので、釣り竿も貸してくれて釣り糸の結びもやってくれて、あまつさえエサまで付けてくれるというコンシェルジュっぷりで、とても楽しました。

 

f:id:ooxoo:20161225213736j:image

そんでまあ、この日の収穫。一匹しか釣れなかったけど、高級魚マゴチ40cmくらいかな?鍋にして食べました。

マゴチ - Wikipedia 

マゴチ (真鯒、Platycephalus sp.)は、カサゴ目コチ科に属する魚類。日本近海に分布するコチの中では大型の種類で、美味な食用魚でもある。地方名にはホンゴチ、クロゴチ(西日本)、ゴチゴロウ、ゴチゴロ、ゼニゴチ(長崎県)、スゴチ(愛媛県)などがある。

 

今回のマゴチ調理法です。

f:id:ooxoo:20161225214301j:image

まずウロコを落とします。

 

f:id:ooxoo:20161225214326j:image

そしたら腹を割いてから頭を落とします。頭を取るときに頭もろとも割いた腹から内臓を引っ張り出します。

 

f:id:ooxoo:20161225214529j:image

三枚におろしました。背骨の一枚はそのまま鍋にインします。

 

f:id:ooxoo:20161225214647j:image

ブツ切りにしてみました。

 

 f:id:ooxoo:20161225214709j:image

マゴチの刺身は別名「テッサナミ」と呼ばれるそうで、フグ並みに美味いということだそうです。せっかくなので四切れ程度薄造りにしてポン酢で食べてみました。

 

マジ?なにこの味わい!程良い弾力があって、まったく臭みがなく、じわり浸み出す肉そのものの旨味!確かにこれは高級魚ですね。

 

狭いシンク(宮迫さんも俺も会社の借りてるレオパレス)で魚捌くのに疲れてしまったので、もっと薄造りが欲しかったけど、鍋にドボンしました。

 

f:id:ooxoo:20161225214821j:image

 調理器具も大して揃っていないので、実に大体ですね。

 

f:id:ooxoo:20161225221859j:image

いやマジで美味いよ、この魚。

たこパティエ

f:id:ooxoo:20161221135234j:image

たこパティエめっちゃ美味い!!

 

これは異次元美味いお菓子ですね。

 

大阪のパティシエが監修したそうですよ。

f:id:ooxoo:20161221154133j:image

 

たこ焼きなのにパイなの。たこ焼き味なのに甘いの。

 

弊社の来客がお土産に買ってきてくれたんだけど、会社のスタッフには概ね不評。ほとんど俺一人で食ったった。

 

皆んなにとっては、たこ焼き味なのに甘いのが気持ち悪いらしい。でもこれは新次元だと思うなあ。

 

さっくりしたパイ生地を齧ると、まず最初に表面のザラメの甘さ。ソースのしょっぱさが少し来て、噛みしめると口の中に甘さが広がって、鰹節と青海苔の風味が鼻から抜ける。

 

うまい棒のたこ焼き味も少し似てるけど、あっちはしょっぱさの表面に甘みがある感じ。こっちは甘さの表面にしょっぱさがある感じ。

 

大阪行ったら是非買いたい。

 

目標その1(綺麗な部屋)

f:id:ooxoo:20161212224936j:image

人生がつまらないので、何か目標を立てて、それを達成することで充実感を得よう。

 

とりあえず第一の目標は、部屋を綺麗に保つことだ。会社のデスクは綺麗に整理整頓してるんだから、出来ない筈はない。

 

私の部屋は汚い。そんなに片付けや掃除をしない。ゴミを捨てるのが面倒だ。あと三歩ぐらい間違うとテレビに紹介される汚部屋ギャルだ。

 

とりあえずゴミを必ずゴミ箱に捨てることにしよう。ゴミ袋は所定の場所に置いて、部屋の中には置かないようにしよう。

 

部屋がもっと広ければこんなことにはならないのだが、長期出張のレオパレス暮らし。無いものねだりをしても仕方がない。

 

次に、洗い物は必ず食べた後にやろう。シンクに洗い物が放置されることのないようにしよう。

 

その次に、洗濯物を畳もう。これも所定の位置を決めよう。洗濯自体は好きだ。清潔な服を着るのが好きだけど、洗濯物を畳むのが好きじゃない。

 

コンパクトな部屋だから、コンパクトに使おう。そしたらこの部屋に人を招こう。彼女しか来たことが無い。友達を招いてコーヒーを出そう。とても素敵なことだな。

 

うん。明日からやろう。今日は眠る。

 

 

美味しいHALLS

f:id:ooxoo:20161211204604j:image

宮迫さんがHALLSをくれた。

 

「え?宮迫さんこのHALLS美味しいですよ?」

 

「あ、分かる?このHALLSは美味しいんですよ。あのどれを食ってもことごとくマズいHALLSが、唯一これだけ美味しいんですよ」

 

「ですよね?HALLSってどれ食ってもマズいですよね!でもこのHALLSは美味い!」

 

そう。HALLSは結構昔から日本で売ってるが、息の長い商品だが、どれ食ってもマズいのだ。HALLSがことごとくマズいことに対して自覚的な人と初めて出会ったので、思わずテンションが上がってしまったのだ。しかも、こんな美味しいHALLSは初めて食ったので驚いてしまったのだ。

 

でもちょっと待てよ。HALLSが全部マズいと知っているのに、どうしてこの人はHALLSを買ったんだろう?何回も何回も裏切られ続けてきたのに、この人はなぜHALLSを信じて手を出すことが出来たんだろう?

 

ひょっとして馬鹿なの?

 

宮迫さんは食通だ。美味しいものをたくさん知っているし、調理工程まで踏み込んで追求するし、気になったものはどんどんチャレンジする。俺みたいに気に入ったものを食い続けることは無い。いくら美味いからって、毎日沖縄そばを食うようなことはしない。

 

宮迫さんはお菓子も大好きだ。コンビニのお菓子も好きで、大体のジャンルのお菓子をとりあえず買って食べる。俺なんかはコンビニにあまり行かなくなったので、最近はコンビニお菓子からもずいぶん遠ざかっているし、お菓子自体そんなに食べなくなった。

 

「HALLSはミントが強すぎるんですよ。だからマズいの。見てこれ。これはシトラスソーダ味でしょ?だからミント味が控えめになってる筈なんですよ。HALLSの中では邪道系のチャラい位置づけなんですよ。客寄せ担当なんですよ。だからこれは絶対美味い!と思って。やっぱり美味かった」

 

宮迫さんは美味しいお菓子をロジカルに選抜する技術について自画自賛を続けていたが、俺は「5円玉の原価って、はていくらだったかしら?あれ元取れてんのかな?」と急に気になってしまい、宮迫さんを無視した。

 

ちなみに、HALLSはHalls brothers company という会社から咳止めドロップとして販売された。ワーナーランバート社に買収され、その後ワーナーランバート社はファイザー製薬に買収され、HALLSのブランドは何社かの手を転々として今はモンデリーズという会社が販売している。

 

日本のCMを見る限りは、もともと咳止めドロップだったということは伝わってこないが、「鼻・喉がスッキリする」みたいなイメージは確かに強い。

 

確かに、トローチとかヴィックスドロップとかをキャンディとして他のお菓子と比較したら、どうしても見劣りするんじゃなかろうか?

 

にしてもあんなに美味しくないのに、日本で30年間も売れ続けているということは、あれが美味しいと思う人や咳止めドロップとしての価値を認める人がそれなりにいるのだろう。

 

ちなみに5円玉の原価は7円だ。

決意と選択と結果

f:id:ooxoo:20161211204415j:image

俺はUターンがしたかった。路地をグルグル回り目的の店を発見したが、駐車場が無かったので、一旦ホテルの駐車場に車を停めに戻るところだった。ところがグルグル回ったせいで方向感覚が狂い、ホテルとは逆の方向に大通りを曲がってしまったのだ。

 

「あ、ここ転回禁止じゃねーか。知ってます?こないだ免許の更新に行ったんですけど、矢印付きの信号は転回禁止じゃなくなったんですって」

 

「矢印ってこの右折用信号のこと?」

 

助手席に乗っている宮迫さんは免許を持っていない。免許が無いから、「逆方向に走ってるのに、なんでコイツさっさとUターンしないんだろう?」と不思議がるんじゃないかと思って、転回禁止のことを話題にしたのだ。

 

「そうそう。で、道路交通法が改正されて、右折用信号のある交差点は転回してもいいことになったらしいんですよ」

 

「ほうほう」

 

「でも右折用信号があっても、この転回禁止の標識があるところは転回すると捕まるから気をつけてねって、免許更新のとき講習で言われたんですよ。俺過去に転回禁止でまんまと捕まったことあるから、転回禁止だけは守るようにしてるんですよね」

 

「てゆうか他も守れよ」

 

「いや!他は守らない!でも転回禁止は守る!あ、ここも転回禁止だ」

 

5箇所ほど信号を越えたが、どの交差点にも転回禁止の標識があった。なんてこった。これじゃあいつまでたってもUターン出来ないし、どんどん目的地から遠ざかってしまう。

 

「このままじゃ那覇まで行っちゃいそうだね。右折したら?」

 

いや、さすがにそれは言い過ぎだろう。とは言うもののこれ以上ホテルが遠ざかるのもゴメンだ。明日も仕事だしさっさとメシを食いたかった。早くホテルの駐車場に車を停めて店に行きたい。

 

7個目の信号も転回禁止であることを確認し、右折車線に入ろうとしたところ、前方の黒いプリウスも右折車線に入った。ちょうど信号が赤になり、その下の右折矢印が点灯するところだった。

 

「あれ?コイツUターンすんじゃね?」

 

黒いプリウスに続いて右折しようとしたときだった。黒いプリウスが右折にしてはずいぶんハンドルを切っていることに気づいた。

 

「オイオイUターンしちゃうの?じゃあ俺も・・・・」

 

信号7個もスルーしたのに、こうも目の前であっさりUターンされると、今まで我慢してたのはなんだったんだろうという気になった。なんとなく流れで前方車に付いていくのが自然な気がした。

 

「いや!俺はUターンしない!俺は主義を守る!」

 

若干のバカらしさを感じながら、俺は固い決意で右折だけに留めた。右折するとその道は一車線で、緩やかに左にカーブした後、その先はまた右に曲がっているようだった。

 

「エライ!よく衝動を抑えた」

 

宮迫さんは俺の選択を称賛してくれた。「前の車もUターンしたんだし、お前もさっさとUターンしちゃえばいいのに」とか思われるんじゃないかと考えたが、俺は自分の決めた日常のルーティンを守る。

 

「いや〜、今迷ってるのがスんゲー伝わってきたわ。Uターンしちゃうんじゃないかと思ったけどしなかったねえ」

 

前の車がUターンしようとしてることに気づいてから決断するまでの0.5秒の間、俺がUターンの誘惑に駆られているのを宮迫さんもハッキリと察していたし、宮迫さんが察していることを俺もハッキリと感じていた。その瞬間はまるで5秒くらいに感じられた。

 

お互い一言も発することはなかったが、映画のワンシーンなら時間を使って印象的に描かれる瞬間だった。

 

「転回禁止は守る主義なんで。これでさっきのプリウスが捕まってたら、自分の選択の正しさを納得出来たんですけどね。いや、人の不幸を願っちゃいけないか」

 

道の右手は空き地になっていて、何台か車が停めてあった。車を切り返すにはちょうどいいスペースになっている。切り返して大通りに戻ろうとしたときにはちょうど青信号になっていた。

 

左に曲がって大通りを元来た方向に戻ろうとしたところ、道の左側には2台の車が縦列に停車していた。

 

もちろん一台は黒いプリウス。もう一台はパトカーだ。俺たちは賭けに勝ったことを知って、誇らしげな気持ちで日本蕎麦を食った。

筋トレ再開したら肩痛が治った!!

なぜ?

 

この1ヶ月くらい右肩が痛かったんだけど、

 

これは半脱臼か?とか思ったり(そんな症状あるのかどうかは知らん)、

 

関節の軟骨がすり減っちゃったの?とか感じてたんだけど、

 

1ヶ月くらいサボってた筋トレを再開したら、

 

一瞬で治った!

 

なんか、ズレてしまっていた骨が元のところに戻ったみたいな感覚。

 

擦れ合って痛みを感じていた関節の、骨が正常な位置に戻ることによって、全てが解決したかのような、

 

そんな感覚。あくまで感覚。

 

バーベルの重みが、骨をあるべき位置に押しやったのか?

 

甘やかされていた関節が、「やべー!怒られ前にちゃんとしよう」と更生したような感じ。

 

なんだこりゃ?

 

筋トレが全てを解決するってか?

 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

 

 

あ、ちなみにこの本は読んだことないです。

昔本屋に平積みされてたのを見て、面白い切り口だな〜と思って。今回の自分の現象になんとなく通ずるテーマだな〜と思って。